Web担当者の条件

あなたがもし、ある日突然「ホームページを作りなさい」と辞令を言い渡され、WEB担当者になったのだとしたら、あるいは、そろそろホームページを作りたいと考えている事業主だったとしたら、まずどこから手をつけるでしょうか。
書店で入門書を買って来ますか?それも必要なことですが、まず知っておいて欲しいことがあります。
それは、あなたが1ネットユーザーになっているかということです。

これはどういうことかと言うと、例えば下記の中であなたに当てはまる事柄はありますか?

  1. amazonや楽天市場などの有名ECサイトで買い物をしたことがある
  2. 価格.comなどの比較サイト、口コミサイトを利用したことがある
  3. 日頃巡回しているSNSや掲示板がある
1は多くの人が経験していると思います。これはWEB担当者としての最低条件ですね。ネットでどんな取引が行われていて、どんな手順で買い物を行い、どんな決済方法、アフターフォローが必要なのかは、この経験があれば分かるはずです。

2はインターネットならではの、口コミマーケティングということです。
ネットが普及する前まで、消費者はテレビや雑誌、チラシ、本などの配信者側が推敲した商品やサービスに関する情報しか得られませんでしたが、今やそうした恣意的な情報だけでは一般の顧客は満足しません。他社製品と比較したり、メリットだけでなくデメリットも理解した上で、商品を選択する土壌がインターネットにはあります。
ですから、あなたの会社が販売する商品やサービスが、ネット上ではどう評価されているのかを、常に知る必要があるのです。

3は素養的なことになりますが、実はここが一番大事な部分だと当主は思います。
例えば電話で伝えるのは億劫な事柄でも、メールや匿名の掲示板でなら本当の気持ちを打ち明けられる、というようなネットならではの人間の行動傾向があります。対面販売でないのをいいことに、平気で注文商品をキャンセルしてしまう人が多いのも、ネットユーザーならではの傾向でしょう。 一方、ネットユーザー同士ならではの信頼性やオピニオンリーダーによるレビューの拡散からブームが起こり、商品が爆発的に売れ出すということもあります。
その他、ネットならではのルールや流行など、普段ネットを見ていないと得られないヒントがたくさんあります。
掲示板のようなパーソナルでオープンな空間にこそ、マーケティングの最もリアルな部分が潜んでいると言ったら言い過ぎかもしれませんが、客の顔を見て商売をするのが本筋だとするなら、正にこういうところにお客さんたちの素顔が見え隠れしているのだということを忘れないでください。